足もとの業績をみると、期初の予想通り生産能力に対する稼働率は5割程度となっていることに加え、原材料の苛性ソーダの価格が大幅に上昇していることや減価償却費及び労務費のコスト先行で業績採算面でも期初の予想通り厳しい状況となっております。一方で、2019年10月に契約締結いたしましたノースボルトに対する技術支援については5億円の収益計上をしております。また、当社製品の主原料であるニッケル及びコバルトの国際相場が、世界的な電池需要の拡大や今後の供給懸念もあり高騰して推移し、それらが反映される売上高が増加するとともに利益で大幅な増益要因(9億円:(ご参考)(相場関連損益)に記載)となっております。
以上の結果、売上高15,251百万円(前年同四半期比56.4%増)、営業利益1,167百万円(前年同四半期比243.6%増)、経常利益1,153百万円(前年同四半期比262.8%増)、四半期純利益は1,053百万円(前年同四半期比286.6%増)となりました。
なお、2022年5月12日公表の2023年3月期の業績予想には相場関連損益を含んでおりません。これらのニッケル及びコバルトの国際相場は需給状況ほか様々な要因により変動し、今後の変動幅や当事業年度の損益に与える影響を予測することは困難であるため、現時点で業績予想の修正はしておりません。近年、同損益が業績に大きな影響を与えていることや金額を客観的に把握可能となったことから今後、主原料相場変動による損益は(ご参考)(相場関連損益)として実績値を開示してまいります。
2022/08/05 9:25