利益面では、高騰が続く原材料費の影響は、衛生検査器材事業のシャーレの主原料であるPS(ポリスチレン)材及び、半導体資材事業のスペーサーテープの主原料であるPETフィルム等の原価を押し上げ、引き続き利益圧迫要因となりました。またPIM事業においては、第1四半期連結会計期間からの自動車用ターボ部品の開発・量産設備にかかる減価償却費の増加により、PIM事業単独では39百万円の営業損失となりましたが、半導体資材事業における大幅な販売の回復と衛生検査器材事業における地道な販売価格の引き上げ等によりグループ全体での営業利益は増益となりました。
加えて、昨今の円安・韓国ウォン/台湾ドル高の恩恵を受け、外貨建預金等の為替差益の発生により、営業利益を超える経常利益を計上いたしました。これにより親会社株主に帰属する四半期純利益は、2024年3月期の連結業績予想値に達しましたが、これは急激な為替変動の影響によるものであるという側面が強いため、本予想値の修正については今後の動向を精査した上で、第3四半期連結会計期間以降に検討いたします。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高1,699百万円(前年同期比17.8%増)、営業利益127百万円(前年同期比33.1%増)、経常利益141百万円(前年同期比12.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は104百万円(前年同期比5.1%増)となりました。
2023/11/08 15:01