欧州においては、建築用ガラス市場が、引き続き安定を維持したものの、新車用自動車ガラス市場は、乗用車販売の減少の影響を受けました。また、補修用自動車ガラス市場も数量が減少しました。アジアにおいては、日本の建築用ガラス市場が前年同期並みに推移しましたが、日本以外の需要は堅調でした。また、太陽電池パネル用ガラスの需要は伸びました。アジアの自動車用ガラス市場は全体として前年同期並みでした。米州においては、米国の建築用ガラス市場が、天候不順による建設工事の遅れの影響を受けたものの、経済環境は引き続き好調でした。太陽電池パネル用ガラスの需要も伸長しました。北米の新車用ガラス市場は乗用車販売が弱含んだ影響を受け、また補修用ガラスの需要もやや減少しました。なお南米では、ブラジルの乗用車販売が回復基調にありその恩恵を受けました。高機能ガラス市場については好不調が混在し、全体としては前年同期並みとなりました。
当第1四半期の業績は、当社グループの当年度の業績予想に沿ったものとなりました。売上高は1,471億円(前年同期は1,584億円)となり前年同期比で7%減となりましたが、これは円高の影響を大きく受けたことによるものです。為替の影響を除けば売上高は前年同期比2%減となりました。個別開示項目及びピルキントン買収に係る償却費控除前ベースの営業利益は93億円(前年同期は102億円)でした。ピルキントン買収に係る償却費控除後の営業利益(個別開示項目前営業利益)は88億円(前年同期は97億円)となりました。親会社の所有者に帰属する四半期利益は29億円(前年同期は54億円)と前年同期より減少しましたが、これは主に前年同期では個別開示項目での一過性の収益が計上されたためです。
当社グループの事業は、建築用ガラス事業、自動車用ガラス事業、高機能ガラス事業の3種類のコア製品分野からなっています。
2019/08/05 10:00