当第1四半期において当社グループの事業環境は、新型コロナウイルス感染拡大による需要の減少の影響を大きく受けました。建築用ガラス市場において、新型コロナウイルス感染拡大防止のための外出制限により一時、建設活動が大幅に縮小しましたが、制限緩和に伴い、徐々に改善しました。一方、太陽電池パネル用ガラスの需要は引き続き堅調に推移しました。自動車用ガラス市場において、当社グループの顧客である自動車メーカーは、需要激減に伴い生産を一時中止しました。4月から5月初旬にかけて、地域によってはほぼゼロまで減少した自動車生産台数は、6月には大きく改善しましたが、依然として通常レベルを大幅に下回る水準となっています。高機能ガラス事業も新型コロナウイルス感染拡大による悪化影響を受けましたが、相対的に影響度は小さくなっています。
当第1四半期連結累計期間における売上高は、前例のない市場環境の悪化に加えて、影響度は相対的に小さいものの為替変動の影響も受け、前年同期比38%減の919億円(前年同期は1,471億円)となりました。為替の影響を除く売上高は前年同期比34%減となりました。ピルキントン買収に係る償却費控除後の営業損失(個別開示項目前営業損失)は6億円(前年同期は88億円の利益)となりました。新型コロナウイルス感染拡大による設備休止に伴う費用は、別途、個別開示項目費用(純額)として115億円計上しています。その他の個別開示項目費用(純額)は1億円でした。親会社の所有者に帰属する四半期損失は需要の急劇な減少の影響を受け、164億円(前年同期は29億円の利益)と損益は前年同期より大幅に減少しました。
当社グループの事業は、建築用ガラス事業、自動車用ガラス事業、高機能ガラス事業の3種類のコア製品分野からなっています。
2020/08/11 10:00