2023年3月期第1四半期において当社グループが事業を行う市場環境は、事業により濃淡がありました。建築用ガラス市場の需要は旺盛で、販売価格の改善により投入コストの高騰の影響を吸収することができました。太陽電池パネル用ガラスの需要も堅調でした。自動車用ガラス市場は、強い消費者需要はあるものの、引き続き半導体を中心とした自動車部品不足の影響を受け自動車生産台数が制約されたため、需要は低調でした。高機能ガラス市場は、多くの分野で当社製品に対する需要が改善し好調でした。
当第1四半期連結累計期間における売上高は、前年同期比20%増の1,779億円(前年同期は1,477億円)となりました。改善の大部分は、建築用ガラス事業によるものです。為替の影響を除く売上高は前年同期比13%増でした。個別開示項目前営業利益は83億円(前年同期は72億円)でした。個別開示項目収益(純額)は2017年2月28日に米国イリノイ州で発生した竜巻による当社グループのオタワ工場の被災に関して、和解金受取に伴う収益が発生したため23億円でした。法人所得税の55億円(前年同期は26億円)は通期の見積実効税率に基づき計算しています。この結果、個別開示項目前営業利益の増加や個別開示項目収益の計上は法人所得税の増加に相殺され、親会社の所有者に帰属する四半期利益は24億円(前年同期は25億円)となりました。
当社グループの事業は、建築用ガラス事業、自動車用ガラス事業、高機能ガラス事業の3種類のコア製品分野からなっています。
2022/08/09 9:47