当社グループにおきましては、電力関連事業では、がいしの国内需要の減少に加え、中国や北米、中近東向けの出荷が低調に推移いたしました。セラミックス事業では、中国市場における乗用車販売減少や欧州乗用車のディーゼル比率低下に伴い自動車排ガス浄化用触媒担体やSiC製DPF(ディーゼル・パティキュレート・フィルター)の出荷が減少した一方で、欧州の排ガス規制の強化によりガソリン乗用車用GPF(ガソリン・パティキュレート・フィルター)やセンサーの物量が増加しました。エレクトロニクス事業では、SAWフィルター用複合ウエハーやHDD用圧電素子の需要が増加した一方、中国の携帯基地局投資の停滞を背景にパッケージの需要が低調に推移しました。プロセステクノロジー事業では、半導体の高積層化・微細化を背景に半導体製造装置用製品の物量が増加しました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、前年同期比3.1%増の3,427億21百万円となりました。利益面では、売上高が増加したものの研究開発費や減価償却費等が増加した影響等により営業利益は前年同期比3.9%減の527億88百万円、経常利益は同3.0%減の515億90百万円となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、2014年3月期に決議した海外子会社の清算結了に伴い税負担が軽減し、同5.3%増の353億34百万円となりました。
セグメント別には、電力関連事業では売上高は前年同期比10.9%減の364億57百万円、営業損益は47億3百万円の営業損失(前年同期は25億1百万円の営業損失)、セラミックス事業では売上高は同4.0%増の1,849億11百万円、営業利益は同10百万円減の429億41百万円、エレクトロニクス事業では売上高は同0.9%減の448億96百万円、営業利益は同61.4%減の3億25百万円、プロセステクノロジー事業では売上高は同11.5%増の785億31百万円、営業利益は同4.4%増の142億38百万円となりました。
2019/02/08 16:14