当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況にありますが、このところ持ち直しの動きが見られます。個人消費は一部に足踏みも見られますが持ち直し、設備投資は弱い動き、輸出は持ち直しています。生産は持ち直しの動きが見られますが、企業収益は大幅な減少が続いています。一方で企業の業況判断は厳しさは残るものの改善の動きが見られます。先行きについては、感染拡大の防止策を講じつつ、社会経済活動のレベルを引き上げていくなかで、各種政策の効果や海外経済の改善もあって、持ち直しの動きが続くことが期待されます。ただし、国内外の感染症の動向や金融資本市場の変動等の影響を注視する必要があります。
このようななか、当社グループの売上については、特に第3四半期連結会計期間以降に新型コロナウイルスの影響を色濃く受け、研磨布紙は全般的に受注が減少、また、得意先の加工工程変更により研磨材のハードディスクの表面加工用の採用が中止になり受注減、7月度よりイオンリテールストア株式会社に賃貸しております理研神谷ビルの解体を開始したことより賃貸収入がゼロとなったことから売上高は2,618,168千円(前年同期比19.7%減)となりました。
また利益面においては、塗装工程の品質の安定化や人件費を中心に費用が減少しましたが、製商品の売上高の減少に加え、2020年7月度からイオンリテールストア株式会社に賃貸しております建物の賃貸収入がゼロとなったことから営業損失39,808千円(前年同期は営業損失60,034千円)となり、経常利益については持分法適用関連会社である中国の合弁会社「淄博理研泰山涂附磨具有限公司」の売上が持ち直し増加、材料費率も低下したことから持分法による投資利益が前年同期より増加し91,067千円(前年同期比110.8%増)となり、特別利益として親会社株式の売却益があったものの、イオンリテールストア株式会社に賃貸しております建物の取壊し費用を特別損失に計上したことから親会社株主に帰属する四半期純損失98,227千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益33,980千円)となりました。
2020/11/11 10:54