特殊鋼鋼材事業の売上高は、前年同期比8億1百万円(3.4%)減収の231億6百万円となりました。国内外の原材料価格やエネルギー価格の高騰等に対する売価転嫁が進み、インドネシア海外事業では前年同期比増収となった一方で、国内における需要減の影響が大きく、全体としては減収となりました。営業利益は、前年同期比7億8百万円(42.8%)減益の9億4千6百万円となりました。インドネシア海外事業ではスクラップ価格の下落等もあり増益となったものの、国内では売上数量減に加え、市況下落前の原材料在庫使用や円安に伴うコスト増、在庫評価減等の影響もあり、減益となりました。
ばね事業の売上高は、前年同期比26億9千6百万円(20.0%)増収の161億6千5百万円となりました。国内及び北米における原材料やエネルギー価格等の高騰に対する売価転嫁の効果が大きく寄与しました。また売上数量面でも、自動車向けは上海ロックダウン等の影響を受けていた前年同期に比べ回復しました。営業利益は、前年同期比8億1千万円損失幅が縮小し、2億9千5百万円の損失(前年同期は営業損失11億5百万円)となりました。北米子会社の損益は、生産混乱の解消や売価転嫁の進展により大幅に改善したものの、足元で材料市況が再び上昇したこと等により、想定していた水準までの回復には至らず損失計上となりました。
素形材事業の売上高は、前年同期比5億8千5百万円(20.8%)減収の22億2千8百万円となりました。売価改善が進んだものの、鋳鋼製品(エスコ)生産終了に伴う売上数量減がありました。営業利益は、前年同期比1億5千9百万円(87.1%)減益の2千3百万円となりました。売上数量の減少が主な要因です。
2023/08/10 15:26