このような状況の下で当事業年度における当社の業績は、主力製品である半導体製造装置関連は、前第4四半期からお客様側で当社以外の部品が不足し装置の組立てが停滞したことにより、お客様側での在庫が増加し、第1四半期まで出荷調整の影響が残り、売上及び利益とも落込みました。第2四半期では回復が見られたものの、半導体需要の低迷もあり通期では減少となりました。一方、FPD(有機EL)製造装置関連は、コロナ禍の巣籠もり需要が一巡したことによる調整局面が底を打ち増加に転じました。よって通期売上高は前期比微増となりました。
その結果、当事業年度における売上高は前期比123百万円増収の6,484百万円(前期比1.9%増)となりました。営業利益は主力製品である低熱膨張合金の主要原材料であるニッケルの購入価格が下落したことによる在庫評価損が39百万円発生したため、前期比9百万円減益の628百万円(前期比1.5%減)となりました。経常利益も前期比8百万円減益の644百万円(前期比1.2%減)となりました。当期純利益は2024年2月9日に公表した「訴訟の解決に関するお知らせ」のとおり、東海旅客鉄道株式会社との訴訟が解決したことにより、訴訟関連の費用を特別損失として11百万円(法人税等調整額を考慮した当期純利益に与える影響は8百万円)計上したこともあり前期比16百万円減益の476百万円(前期比3.2%減)となりました。
セグメントの業績は次の通りです。
2024/03/28 13:32