鋳造業界をとりまく経営環境は、産業機械関連向け、自動車関連向け受注ともに減少基調であることから、グローバルでの生産減少が続いております。主原料である鉄スクラップ市況は、第1四半期累計期間を底に高騰しており、鋳物副資材価格、エネルギー価格等の高止まりにより、極めて厳しい状況にあります。
このような状況下、営業活動におきましては、新規顧客の開拓及び既存客先への積極的な提案営業活動による受注拡大を推進してまいりました。生産活動におきましては、生産効率向上及び品質向上に向けての改善活動を展開してまいりました。また、徹底した製造諸経費の原価改善推進、販売管理費の見直し削減、物流費の低減などを行い収益改善に努めました。それらの結果、当社の売上高は、4,027百万円と前年度に比べ654百万円、率にして14.0%の減少となりました。利益面につきましては、原材料価格、鋳物副資材価格、エネルギー価格等の製造コストアップ及び売上高の減少が固定費を吸収するに至らず94百万円の経常損失(前事業年度は17百万円の経常利益)となりました。また、投資有価証券売却益270百万円等の計上により9百万円の当期純利益(前事業年度は212百万円の当期純損失)となりました。
当事業年度末における総資産は9,071百万円となり、前事業年度末と比較し2,090百万円増加いたしました。
2021/06/29 15:04