一方、線材加工製品業界においては、建築向け及び製造業向けの需要がやや回復傾向にあるものの、土木向けの需要低迷に加え、獣害防護柵に関する公共予算の一層の縮小等により、市場環境は依然として厳しい状況が継続している。また、線材ロッド価格の高騰や亜鉛価格の上昇等、急激かつ大幅なコストプッシュに直面しており、これらの調達コスト増を製品価格に適切かつタイムリーに転嫁することが収益を確保する上で不可欠となっている。
このような状況の中、当社グループは収益改善に向けて積極的に取り組み、販売数量の増加並びに品種構成の好転を含めた販売価格の改善により、当第3四半期連結累計期間の売上高は21,036百万円と前年同期に比べ1,586百万円(8.2%)の増収となった。
利益面においては、販売面の努力や各種コスト改善に加え、増産及び償却費減による製造固定費負担の減少並びに在庫評価益等により、営業利益は801百万円と前年同期に比べ437百万円(119.9%)の増益、経常利益は1,106百万円と前年同期に比べ345百万円(45.4%)の増益、親会社株主に帰属する四半期純利益は655百万円と前年同期に比べ135百万円(26.0%)の増益となった。
2018/02/09 9:04