当社グループの業績においては、建設機械産業向け鍛造品の活況がややピークを越した感があるものの引続き堅調であり、業績を牽引する主要な要素でありました。一方、自動車産業向け鍛造品においては、受注回復の兆しが見られるものの、半導体不足の長期化を主因とした自動車生産活動の回復の遅れは一部に残っており、当社グループの受注にも影響がありました。またウクライナ情勢等を受けた資源価格ならびに電力をはじめとしたエネルギー価格の上昇は、収益回復への足かせとなりました。以上のような経済環境に加え、当社高萩工場において2023年3月に発生した火災を主因に一時的に正常な生産活動から乖離したこと、同年9月に高萩市を含む地域で発生した線状降水帯に起因する集中豪雨により、被害は軽度であったものの当社高萩工場の製造工程に一部影響が生じたことなどから、事業計画の進捗状況としては必ずしも満足のいくものではなく、当社グループ全体の業績も第3四半期以降の巻き返しを要する結果となりました。
このような状況下、当社グループの当第2四半期連結累計期間の売上高は、主力の鍛造事業で鋼材仕入価格および国内エネルギー価格の上昇等が販売価格に反映されたことにより、前年同四半期比5億83百万円増加の111億42百万円となりました。利益については、主に当社において火災や水害の影響等で製造工程の一部に乱れが生じたこと等により鍛造事業の原価率が上昇し、営業利益が2億95百万円(前年同四半期は3億89百万円の利益)、経常利益は4億43百万円(同5億15百万円の利益)と前年同四半期の水準を下回りました。親会社株主に帰属する四半期純利益は7億9百万円(同2億65百万円の利益)であり、特別利益として投資有価証券売却益5億20百万円を計上したことが寄与し大幅な増加となりました。
セグメントの業績は、次のとおりです。
2023/11/13 16:00