当鉄鋼流通加工業界におきましては、国内鋼材市況は在庫調整の遅れから、若干弱含みで推移しているものの、荷動きにつきましては、建築需要は堅調に推移しており、一部には工期の遅れ等から盛り上がりに欠ける状況となっておりましたが徐々に改善してきております。
このような環境下にありまして当社グループは、東日本大震災の復興需要につきましては引き続き土木材が堅調に推移すると共に、建築物件等も活発化してきており幅広く受注活動を展開しております。また、2020年東京オリンピックの開催が決定し、首都圏を中心に関連投資案件が徐々に具体化してきております。その他の地域においても積極的な営業活動を展開しており、得意先でありますゼネコンやファブリケーターが請負う建築物件等の受注状況は引き続き堅調に推移しております。この様な状況から、鋼材の販売・加工事業につきましては販売量・販売金額共に前年同期を上回っており堅調に推移いたしました。なお、東京支社を中心とした鉄骨工事請負事業は、民間設備投資は持ち直しの動きが見られ、物件情報等は増加しており、他社との競合など厳しさは残るものの、長年の施工実績等から受注活動は堅調に推移しております。工事売上額につきましては、工事進行基準適用の大型物件に加え、工事完成基準適用の中小物件も着実に完成を迎えた事から売上高は大幅な増加となりました。これらの結果から当第1四半期連結累計期間の売上高は17,361百万円(前年同期比16.5%増)となりました。
収益面におきましては、鋼材の販売・加工事業は鋼材市況が若干弱含んでいる事から厳しい結果とりましたが、鉄骨工事請負事業は、鉄骨加工単価回復後の物件が着実に完成や工事進捗しており収益に結びついております。これらの結果から当第1四半期連結累計期間の営業利益は536百万円(前年同期比10.5%減)となりました。また、円安の進行から為替差益83百万円、デリバティブ評価益160百万円等により経常利益は825百万円(前年同期比21.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は498百万円(前年同期比7.1%増)となりました。
2015/08/13 9:03