当社グループを取り巻く事業環境につきましては、米国景況感の相対優位に伴い、日米金融政策が逆方向に向くとの見方から、第3四半期でさらに大幅かつ急速な円安・米ドル高が進みました。その結果、米ドルと逆相関の動きをする貴金属の銀が引き続き下落しました。また、原油価格急落でコモディティ全般への悲観論が広がった結果、ベースメタルの鉛も下落し、第2四半期までは比較的底堅かった亜鉛も下落に転じました。
当社グループの当第3四半期連結累計期間の業績は、前年同期比で銀価格の下落、亜鉛・鉛の減販等はあったものの、前期比で亜鉛価格の上昇、銀の増販、円安等の増収要因がカバーする形で、売上高は900億83百万円と前年同期並みとなりました。
損益面では、個別は前期比で亜鉛価格の上昇、円安等で営業利益が69億73百万円と前年同期比22億49百万円の増益となりました。連結は連結子会社の豪州の鉱山会社CBH Resources Ltd.(以下「CBH社」という。)が引き続き赤字を計上し、営業利益は58億72百万円にとどまりましたが、前年同期比では25億24百万円の増益となりました。経常利益は59億24百万円と営業利益を若干上回る水準でしたが、前年同期に当社からCBH社への外貨建て貸付金で大幅な為替差損を計上したことから、前年同期比では36億91百万円の増益となりました。これに伴い、四半期純利益は30億41百万円と、前年同期比で26億72百万円の増益となりました。
2015/02/10 9:01