当第3四半期連結累計期間における世界経済は、地政学リスク等懸念材料もあるものの全体としては緩やかな回復基調となりました。米国は新政権の政策をめぐる不透明感はあるものの、個人消費を中心に総じて堅調に推移しました。欧州はイギリス、フランス、ドイツ等主要国での消費を中心に緩やかな回復傾向を維持しました。中国も堅調な個人消費、輸出を中心に持ち直しの動きが続き、その他アジアの新興国は以前の高い伸びと比べて鈍化したものの一定の成長を持続しました。国内においては、個人消費の伸び悩みはあるものの、自動車販売、生産、輸出、投資に支えられ拡大を維持しました。
当社グループにおいては、引き続き販売網や物流拠点の拡充を図るとともに、超硬製品の生産能力の増強及び主力のタップ製造の自動化に努めております。日本及び欧州での需要は引き続き堅調で中国も回復基調が持続し、主要ユーザーである自動車関連産業向け及び航空機関連産業向け需要はともに堅調に推移しました。製品別売上では主力のタップ、超硬ドリル、超硬エンドミル、ハイスドリル等製品全般に渡って増加しました。また海外売上高比率はM&Aによる欧州・アフリカセグメントでの外部売上高増加等により58.0%(前年同四半期連結累計期間(以下、「前年同期」という。)は55.6%)と増加しました。営業利益は、韓国での労務費の一時金計上及び前年同期においては為替変動に起因してたな卸未実現利益消去額が減少していた影響もあり前年同期と比較して減少しました。
以上の結果、売上高は882億8千1百万円(前年同期比12.2%増)、営業利益は139億6千8百万円(前年同期比3.4%減)、経常利益は140億8千万円(前年同期比1.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は93億1千5百万円(前年同期比10.3%増)となりました。
2017/10/12 15:06