当第3四半期連結累計期間における世界経済は、米国の保護貿易政策を発端とする貿易摩擦の激化や一部の地域における地政学リスク等不透明感はあるものの、全体としては緩やかな回復基調となりました。欧米は消費、生産、輸出に支えられて堅調に推移しました。中国も個人消費、輸出に減速が見られましたが安定成長は持続、その他アジアの新興国は以前の高い伸びと比べて鈍化したものの一定の成長を持続しました。国内においては、生産、輸出に支えられ拡大を維持しました。
当社グループにおいては、主要ユーザーである自動車関連産業向けをはじめ多くの業種で需要が好調に推移する中で、Aブランドをはじめとする標準品、特殊品ともに受注が強く、主力のタップや超硬製品の生産能力の増強及び自動化に努めておりますが、生産能力が逼迫している状況が続いております。製品別売上ではタップ、超硬ドリルを中心に増加しました。また海外売上高比率は、欧州でのM&Aによる売上高増加もあり58.7%(前年同期は58.0%)と増加しました。営業利益は、全世界的に主力工場の稼働率が上がり売上が好調だったことで前年同期と比較して増加しました。
以上の結果、売上高は973億7千8百万円(前年同期比10.3%増)、営業利益は172億6千2百万円(前年同期比23.6%増)、経常利益は172億2千3百万円(前年同期比22.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は109億7千9百万円(前年同期比17.9%増)となりました。
2018/10/12 15:05