当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、輸出を中心に弱さが長引いているものの緩やかに回復いたしました。当社の主な販売分野である半導体業界におきましては、高水準のCPU需要やスマートフォン向けの需要に向けてロジック向け設備投資が好調に推移いたしました。また、FPD分野においては中国において大型の液晶パネル工場の設備投資が続くほか、新たな有機EL工場の新設計画が動き始めました。このような経済状況のもと、当社では、ロジック向けの受注が高まった他、3D NAND向けの受注も再開いたしました。しかし一方で、当社の受注する一部の消耗品について、リサイクルが始まり受注が減少いたしました。FPD分野ではG10.5大型液晶パネル向けの受注に加え、中小型の有機EL向け受注が活発化いたしました。また、新たに導入したEBW(電子ビーム溶接)に関する受注が増加いたしました。費用面につきましては、季節的に総会費用等が発生いたしましたが、一方で、新たに受注が始まった案件が当初想定に対して材料費や外注費の比率が低くとどまったことで限界利益が増加したことや、工場消耗品の抑制活動を行ったことから、予算よりも低減することができました。
これらの結果、当第1四半期累計期間の経営成績は、売上高が941百万円(前年同期比19.8%減)、営業利益は147百万円(前年同期比35.0%減)、経常利益は144百万円(前年同期比35.8%減)、四半期純利益は98百万円(前年同期比35.1%減)となりました。
なお、当社は精密部品事業のみの単一セグメントであるため、セグメントごとの記載を省略しております。精密部品事業の販売分野別の経営成績を示すと、次のとおりであります。
2020/01/10 16:52