当第3四半期連結累計期間における世界経済は、米国は自動車・航空機を中心に概ね堅調さを維持しており、欧州は債務問題に加え難民問題などの地政学的リスクによる先行きの不透明感はありましたが、引き続き緩やかな回復基調を維持しました。しかし、中国は経済の先行き懸念から生じた株価下落に見られるように減速が明確になり、その他の諸国も合わせたアジア全体は、総じて減速傾向で推移しました。一方、我が国経済は、政策効果にも支えられ企業の設備投資意欲は底堅く、工作機械受注は堅調に推移しておりますが、期の後半にかけて中国市場低迷の影響を受け、足元は不透明感が広がりつつあります。
このような状況下、当社グループでは主力の工作機械部門において、当第3四半期連結累計期間における国内の売上高は、7期ぶりに90億円台を達成しました。米国では営業力の強化・戦略の再構築を図り、好調に推移する自動車・航空機向けの販売に注力しました。7月には、工作機械の無償保証期間を従来の1年間から3年間に延長した「3年間安心保証制度」を開始、顧客サービスの一段の向上を図りました。また、10月にイタリアのミラノで開催されたEMO2015では、航空機部品を中心とした中大物ワークの複雑な形状加工が可能な5軸制御横形マシニングセンタHM-X8000と旋削機能を付加した5軸制御立形マシニングセンタVC-X500L、量産部品加工市場をターゲットとした横形マシニングセンタHMC500の3機種を出展し活発な商談を行いました。更に、11月には本社工場において、「重切削・高剛性の百年品質」をメインテーマに創業百周年記念展示会を開催、ベストセラー立形マシニングセンタVM53Rの要素別展示を行うなど、OKKのものづくりを来場者の皆様に体感していただきました。これらを含めた国内外の各種展示会を通して、OKKのブランド力である高剛性・重切削機種を中心に展示し、更なる拡販に努めました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、19,446百万円(前年同期比12.2%増)となり、営業利益は830百万円(前年同期比50.8%増)、経常利益は768百万円(前年同期比25.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は531百万円(前年同期比39.4%減)となりました。
2016/02/09 9:10