(1) 業績の状況
当第3四半期におけるわが国経済は、年初から進行した円高が反転したことや海外需要の増加による輸出の回復及び住宅投資の増加などを背景に企業部門の売上高は底打ちし緩やかな景気の持ち直しを見せております。個人消費は雇用・所得環境の改善が継続するも可処分所得の伸び悩みなどにより力強さを欠いておりますが、企業の設備投資については慎重な姿勢は見られるものの老朽化や人手不足を背景にした更新投資や省力化投資への底堅さは維持しています。海外では、米国経済は個人消費が増加基調を維持し企業業績も改善に転じ景気回復が持続しており、欧州経済は外需の回復やユーロ安による企業部門の回復などを背景に緩やかな景気回復が持続しています。中国経済は公共投資による下支えなどにより景気減速の動きが落ち着いておりますが民間企業が過剰債務・過剰設備を抱え民間投資の抑制は継続しています。その他新興国では資源価格の下げ止まりや通貨安定などにより経済状況に改善がみられました。世界経済全体としては緩やかな減速が持続している中で米欧での政治的な混乱のリスクや中国経済失速のリスクなどを抱え不透明感の強い状態が継続しています。
この結果、受注高につきましては、船舶及び環境・プラントの部門を除く全部門で減少し、前年同期比2%減の4,997億円となりました。売上高につきましては、産業機械、船舶及び環境・プラントの部門で増加したものの、他の部門で減少し、前年同期比2%減の4,782億円となりました。
2017/02/06 11:32