このような事業環境のもと、当社グループは、平成27年のグループ年頭方針を「未来を創造し、変化の時代を勝ち抜こう」と定め、年初よりグローバル各地域にて需要の創出に取り組んだ。特に独自の販売網を構築し、差別化商品を矢継ぎ早に投入するなどの事業展開を行った中国やアジアでの空調事業を中心に、主要製品・サービスを拡販してきた。さらには全社を挙げてトータルコストダウンをより一層推進するなど、平成27年度を最終年度とする戦略経営計画“FUSION15(フュージョン・フィフティーン)”の目標達成に向けコア戦略テーマの完遂、収益拡大に努めた。
当期の業績については、米州・アジアを中心に海外での販売が好調に推移したことに加え、主に米ドルを中心とした通貨の円安による円貨換算額の増加により、売上高は2兆436億91百万円(前期比6.7%増)となった。営業利益は2,178億72百万円(前期比14.3%増)、経常利益は2,095億36百万円(前期比7.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,369億86百万円(前期比14.5%増)となった。
当連結会計年度のキャッシュ・フローについては、営業活動では、税金等調整前当期純利益の増加や仕入債務の増加等により、前連結会計年度に比べて657億62百万円増加し、2,261億86百万円のキャッシュの増加となった。投資活動では、固定資産の取得による支出の増加等により、前連結会計年度に比べて281億62百万円減少し、1,054億93百万円のキャッシュの減少となった。財務活動では、前連結会計年度に社債の発行による収入があったこと等により、前連結会計年度に比べて23億48百万円減少し、854億21百万円のキャッシュの減少となった。この結果、現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は、前連結会計年度末に比べて42億55百万円増加し、2,912億5百万円となった。
2016/06/29 16:06