当第2四半期連結累計期間(平成28年4月1日~9月30日)の世界経済は、米国では堅調な個人消費が景気を下支えした。欧州経済は緩やかな回復基調にあるものの、地政学リスクなどの景気下押し要因が残存している。新興国経済は、中国を中心に減速した。わが国経済は、このところ弱さもみられるが、緩やかな回復基調が続いている。個人消費は概ね横ばいの状況が続いていたが、秋口になって底堅い動きとなっている。
このような事業環境のもと、当社グループは、平成32年度を目標年度とする戦略経営計画“FUSION20(フュージョン・トゥエンティ)”初年度における成果創出に向けて、為替影響等のマイナス要因をはね返すべく、より一層の販売拡大やコストダウンなど全社を挙げた取り組みを行っている。特に、重点戦略地域と位置付ける北米・アジアをはじめ、欧州・中国・日本など世界各地域での空調主要製品の販売を中心に、売上高・利益の確保に努めた。
当第2四半期連結累計期間の業績については、中国元・米ドル・ユーロ等に対して急激に円高が進行したことにより、円貨換算額の減少等のマイナス影響があったが、世界各地域での空調事業は好調に推移したことから、売上高は1兆448億18百万円(前年同期比3.1%減)となった。利益面では、円貨換算による減益要因はあったものの、各地域での販売数量増加とコストダウンによる粗利率改善もあり、営業利益は1,403億84百万円(前年同期比13.0%増)、経常利益は1,397億79百万円(前年同期比13.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は964億19百万円(前年同期比20.3%増)となった。
2016/11/10 9:44