当第3四半期連結累計期間(平成28年4月1日~12月31日)の世界経済は、米国では堅調な個人消費が景気を下支えした。欧州経済は緩やかな回復基調にあるものの、地政学リスクなどの景気下押し要因が残存している。中国経済は緩やかに減速した。新興国経済は全体として持ち直しの動きがみられるが、金融市場・為替の動揺による景気下振れリスクが残る。わが国経済は、一部に弱さもみられるが、個人消費や輸出の持ち直しを背景に緩やかな回復基調が続いている。
このような事業環境のもと、当社グループは、平成32年度を目標年度とする戦略経営計画“FUSION20(フュージョン・トゥエンティ)”初年度における成果創出に向けて、より一層の販売拡大やコストダウンなど全社を挙げた取り組みを行っている。特に、日本・中国・アジアなど世界各地域での空調主要製品の販売を中心に、売上高・利益の確保に努めた。
当第3四半期連結累計期間の業績については、中国元・米ドル・ユーロ等に対して円高が進行したことにより、円貨換算額の減少等のマイナス影響はあったが、世界各地域での空調事業は好調に推移したことから、売上高は1兆5,205億72百万円(前年同期比2.0%減)となった。利益面では、円貨換算による減益要因はあったものの、各地域での販売数量増加とコストダウンによる粗利率改善もあり、営業利益は1,862億73百万円(前年同期比11.8%増)、経常利益は1,882億9百万円(前年同期比14.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,253億69百万円(前年同期比17.4%増)となった。
2017/02/10 9:45