(1) 財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末における流動資産は、159,741百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,759百万円減少しました。これは主に有価証券が7,000百万円、仕掛品が2,482百万円、受取手形が833百万円それぞれ増加した一方で、現金及び預金が7,542百万円、売掛金が6,047百万円それぞれ減少したことによるものであります。売掛金の減少は、回収が順調であったことと、前連結会計年度の第4四半期と比べ当第1四半期の売上高が減少したことによるものであります。現金及び預金の減少と有価証券の増加は、主に有価証券扱いとなる譲渡性預金での運用増加によるもので、仕掛品の増加は水処理装置事業の工事進捗によるものです。
固定資産は、111,683百万円となり、前連結会計年度末に比べ742百万円減少しました。これは主に有形固定資産が1,611百万円減少したものの、投資その他の資産が840百万円増加したことによるものであります。有形固定資産の減少は、超純水供給事業用設備等の減価償却費の計上額が設備投資額を上回ったことによるもので、投資その他の資産の増加は、保有する株式の時価上昇により投資有価証券の含み益が増加したことによるものであります。
2014/08/13 10:03