有価証券報告書-第83期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)

【提出】
2017/06/23 13:25
【資料】
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【項目】
112項目

業績等の概要

(1) 業績
当連結会計年度の業績は、売上高は329億9千万円と前年同期に比べ2億8千万円(0.8%減)の減収となりました。また、利益につきましては、営業利益は18億9千4百万円と前年同期に比べ2億2千万円(13.2%増)の増益、経常利益は21億6千2百万円と前年同期に比べ2億6千6百万円(14.1%増)の増益、親会社株主に帰属する当期純利益は15億2千8百万円と前年同期に比べ2億1千1百万円(12.1%減)の減益となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
・設備部門
設備部門は、塗装設備納入等の減少により売上高は220億7千8百万円と前年同期に比べ4億9千4百万円(2.2%減)の減収、営業利益は13億2千6百万円と前年同期に比べ4億5千7百万円(25.7%減)の減益となりました。
・自動車部品部門
自動車部品部門は、内装部品及び外装部品の生産・販売の増加により売上高は109億1千1百万円と前年同期に比べ2億1千3百万円(2.0%増)の増収、営業利益は9億4千1百万円と前年同期に比べ6億9千4百万円(280.9%増)の増益となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、139億1千6百万円となり、前連結会計年度末より47億5千2百万円(前年同期比51.9%増)増加となりました。各キャッシュ・フローの状況は、以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は66億2千2百万円(前年同期比243.8%増)となりました。これは主に、前受金の増加額23億5千7百万円、仕入債務の増加額18億5千7百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は9億9千4百万円(前年同期比21.1%減)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出9億3千2百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は7億2千1百万円(前年同期比260.4%増)となりました。これは主に、配当金の支払額6億8千2百万円によるものであります。