プラント分野では、国内において設備更新の需要が出てきており、海外においては、アップストリーム(産油・産ガス国におけるエネルギー開発・各種関連設備)への設備投資は抑制された状態が続いているものの、ダウンストリーム(石油化学プラントや化学肥料プラント等)への設備投資においては、堅調な需要を背景に、アジア地域を中心に案件が具体化しています。インフラ分野では、国内において、メガソーラー発電所やバイオマス発電所等の再生可能エネルギーの設備投資が続いており、また、中長期的には大型ガス火力発電の需要が見込まれます。海外においても、東南アジア等で電力需要は増大しており、今後も設備投資が見込まれます。ソリューションビジネス分野では、既存油田の改修等のサービス業務など、将来の資源開発に向けたソフト業務や関連する業務の需要が出てきております。
こうした状況の中、当第3四半期連結累計期間の実績は、次のとおりとなりました。受注高は、御前崎バイオマス発電所、蒲郡バイオマス発電所、インド向けLNG再ガス化設備プロジェクト、山寺メガソーラー等のプロジェクトの受注により1,410億円(前年同四半期比31.4%減)となりました。売上高(完成工事高)は、ナイジェリア向け化学肥料製造設備、インド向け化学肥料コンプレックス、タイ向け石油化学プラント、ロシア向けエチレンプラント、ロシア向けポリエチレンプラント等のプロジェクトの進捗により、1,652億円(前年同四半期比26.3%減)となりました。利益面では、営業利益18億円(前年同四半期比222.7%増)、経常利益12億円(前年同四半期比66.2%減)、出資金売却益18億円を特別利益として計上したことなどにより税金費用控除後の親会社株主に帰属する四半期純利益17億円(前年同四半期比18.8%増)となり、前年同四半期比では減収増益となりました。
なお、懸案でありました米国向けエチレン製造設備プロジェクトは、2019年9月中旬に検知した配管の漏洩の精査が完了し、生産開始・引渡しに向け準備を進めております。また、マレーシア向けエチレンコンプレックスプロジェクトは、2019年12月に引渡しを完了しております。
2020/02/13 14:27