有価証券報告書-第71期(平成28年6月1日-平成29年5月31日)

【提出】
2017/08/30 13:07
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118項目

有報資料

(1) 業績
当連結会計年度におけるわが国の経済状況は、個人消費や設備投資の持ち直し、雇用情勢の改善などを背景に、景気は緩やかな回復基調が続いていると思われます。
一方で、海外経済の不確実性や金融資本市場の変動の影響もあり、依然として不透明な状況で推移しました。
当社グループを取り巻く事業環境は、公共投資は底堅さが増しているものの、公共投資関係費の削減およびコスト縮減が行われたことによる企業間競争の激化により、非常に厳しい環境が続きました。
このような状況のもとで当社グループは、成長企業への更なる転換を図るため、顧客ニーズを的確に捉えたソリューション提案を強化するほか、グループ一丸となった販売体制の強化を推進し、販売活動を展開してまいりました。その結果、当連結会計年度の業績は、受注高は30,657百万円(前期比19.1%増)となりましたが、受注時期の遅れなどにより、売上高は26,161百万円(前期比9.3%減)となりました。
損益につきましては、トータルコストダウンの更なる追求や生産効率の大幅な向上をめざし、低原価体質を基調とした強固な企業体質の構築を推し進めるべく諸施策を実施しましたが、売上高が減少したことによる利益額の減少を補うことができず、経常利益は320百万円(前期比62.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は132百万円(前期比70.2%減)となりました。
当連結会計年度におけるセグメントの業績を示すと次のとおりであります。
[環境事業]
環境事業につきましては、老朽化した施設の更新・再構築などにかかる需要に主眼をおいて、それらにかかる水処理機械設備の販売活動を推し進めました。また、土壌・地下水汚染浄化、産業廃水処理および有機性廃棄物資源化などの需要に対しソリューション営業を展開し、民需事業の基盤の充実に努めました。
当連結会計年度は、公共投資関係費の削減など、引き続き厳しい事業環境が続き、受注高は13,362百万円(前期比59.6%増)、売上高は9,902百万円(前期比15.6%減)、セグメント損失1,016百万円(前年同期391百万円の損失)となりました。
[バルブ事業]
バルブ事業につきましては、浄水場、配水池、配水管、下水処理場、ポンプ場、農業用水幹線路、揚・排水機場などの整備、更新、耐震化にかかる各種弁・栓・門扉類の需要に対し、幅広く販売活動を展開しました。
当連結会計年度は、公共投資関係費の削減など、引き続き厳しい事業環境が続き、受注高は9,789百万円(前期比3.1%減)、売上高は9,383百万円(前期比4.0%減)、セグメント利益236百万円(前期比17.5%増)となりました。
[メンテナンス事業]
メンテナンス事業につきましては、上水道事業、下水道事業、農業用水・河川事業などの各分野における設備・機器のメンテナンスにかかる需要に対し、販売活動を推し進めました。
当連結会計年度は、公共投資関係費の削減など、引き続き厳しい事業環境が続き、受注高は7,504百万円(前期比3.3%増)、売上高は6,875百万円(前期比6.1%減)、セグメント利益977百万円(前期比0.0%増)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ2,124百万円減少し、当連結会計年度末には、8,105百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、プラス809百万円(前連結会計年度マイナス645百万円)となりました。前受金の増加1,012百万円、減価償却費468百万円などの資金増加項目がたな卸資産の増加863百万円、法人税等の支払額306百万円などの資金減少項目を上回ったことによります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、貸付金の回収による収入2百万円などがあったものの、有形固定資産の取得による支出354百万円などがあり、マイナス377百万円(前連結会計年度マイナス311百万円)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入による収入1,500百万円などがあったものの、長期借入金の返済による支出3,473百万円、社債の償還による支出384百万円などがあり、マイナス2,555百万円(前連結会計年度プラス844百万円)となりました。

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