昨年より急落した原油価格は供給過剰の状態が続くとの懸念が強まったことを背景に低位で推移し、WTIは一時1バレル40ドルを割り込みました。しかしながら、こうした原油価格の下においてもエネルギー資源の持続的な供給の観点から、石油会社による開発は継続的に行われると考えられ、当社グループの主要事業である浮体式海洋石油・ガス生産設備に関する事業は中長期的に安定的な成長が期待されています。
こうした状況のもと、当第3四半期連結累計期間の連結業績は、Maersk Oil North Sea UK Limitedより、英領北海Culzean鉱区向けFSO(Floating Storage and Offloading system: 浮体式海洋石油・ガス貯蔵積出設備)の建造工事を受注したこと、並びに既存プロジェクトの設計変更等により、受注高が141,650百万円(前年同期比142.2%増)となりました。売上高は、FPSO建造工事の進捗と関係会社が提供するチャーター及びオペレーションサービスなどにより226,587百万円(前年同期比12.3%減)となりました。
利益面では、海外子会社において為替差損を計上したものの、リース事業を行っている持分法適用関連会社による安定的な持分法投資利益、及びデリバティブ評価益の計上により、経常利益は9,336百万円(前年同期比38.9%増)となりました。また、受取保険金による特別利益の計上により四半期純利益については6,644百万円(前年同期は四半期純利益6百万円)となりました。
2015/11/06 9:48