前連結会計年度において、当社グループでは、①大黒屋グローバルホ-ルディング株式会社による英国の個人向け質金融事業会社であるSPEEDLOAN FINANCE LIMITEDを中心とするグループ(以下、「SFLグループ」といいます。)の買収・完全子会社化及び、②大黒屋グローバルホ-ルディング株式会社に対する当社貸付金の資本振替による当社持株比率の71.5%から87.5%への引き上げを行いました。加えて、当社自身においても、当社100%出資による中古ブランド品のeコマース事業会社、ラックスワイズ株式会社により新規事業を立ち上げました。
このような状況の下、当第1四半期連結累計期間における当社グループの業績につきましては、大黒屋において、平成27年7月のいわゆるチャイナショック以降の免税需要の減速や2015年末のいわゆる「爆買いの禁止」とも言われるような中国政府の影響により、高額品の売れ行きが鈍化していたことに加え、2016年に入り、円高が加速し2016年4月以降は1US$当たり110円を下回る円高となり、外国人観光客にとってブランド品に対し、割高感が生じたことから、さらに免税売上の低迷が進みました。この結果、大黒屋の第1四半期累計期間の売上高は3,553百万円(前年比18.9%減)となりました。
利益面については、免税売上の低迷から、売上高全体に占める本部売上高(卸売)のウェイトが高まったことから売上総利益率が29.1%(前年比1.7%減)となりました。さらに、6月の英国のEU離脱の影響により円高が進んだことから、ブランド品相場の下落を考慮し、割高な在庫(特に高額品)の処分を進めております。販売費及び一般管理費においては、外形標準課税の改正により、租税公課が増加し、新たな取り組みとして、ライン査定の開始に伴うコストの増加などがあり、販売費及び一般管理費は726百万円(前年比24百万円増)となりました。その結果営業利益は306百万円(前年比341百万円減)となりました。また、営業外費用において銀行手数料4百万円、弁護士費用が11百万円発生したことから、経常利益は231百万円(前年比370百万円減)となりました。
2016/08/12 11:14