世界経済は、米国経済の個人消費と雇用・所得環境が改善し景気回復が進み、欧州経済は英国のEU離脱問題により懸念された世界経済の影響は限定的だったことから、緩やかながら景気は回復基調となりました。一方、アジア経済は中国を始めとする新興国の経済減速が懸念されており、南米の景気減速、中東リスク等、世界経済の不確実性の高まりから、依然として先行き不透明な状況で推移してまいりました。
このような環境の下、当社グループにおきましては、大判型カラープリンタの新製品投入により北米や欧州の受注増で販売台数は伸びましたが、国内及び海外での企業間価格競争の激化は止まらず、アジア経済の減速による中国、ロシアなど新興市場においての販売低下等で売上高は圧縮され、さらに為替においては、前年同四半期に比べ約10%の円高となり、外貨建て売上高の円貨換算額が減少となりました。この結果、当社グループの当第3四半期連結累計期間の連結売上高は、新製品投入の効果はありましたが、前年同四半期より24百万円増収の80億30百万円に留まりました。
営業利益は、原価低減に向け材料調達コストの削減等に努めてまいりましたが、計画していたコストまで届かず売上原価率は大きく悪化し5億6百万円の損失 (前年同四半期は4億18百万円の損失)、経常利益は、1億22百万円の為替差損を計上したため6億14百万円の損失 (前年同四半期は3億81百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、5億74百万円の損失(前年同四半期は4億45百万円の損失)となりました。
2017/02/14 9:47