このような事業環境の下、当社グループの主力の車載市場の販売は、主要消費地である中国での自動車販売が低迷した影響が大きく、前年同会計期間と比較して日本及び欧州では注力分野である安全系及びパワートレイン系の伸長が貢献し増加したものの、中国、米国を中心に前年同期比で減少しました。カーオーディオやカーナビを中心としたカーAVN分野では、製品自体のコックピット化やコネクティッド対応等の将来の変化に備えた新たな開発を進めてはいるものの、自動車販売台数の減少及び自動車1台あたりのコネクタの搭載数量の減少の影響により、販売が減少しました。一方で、車載市場の中で注力して取り組んでいるADAS(先進運転支援システム)向けや電動化の進展に伴い新たに自動車に搭載されているパワートレイン向け等のコネクタについては、市況が低迷している環境下においても好調を維持し、ADAS向けでは約10%、パワートレイン向けでは約40%、販売が増加しました。コンシューマー市場においては、OA機器向けやゲーム機向けなどが減少しました。インダストリアル市場においては米中貿易摩擦を背景とした中国での設備投資抑制により販売が減少しましたが、当第2四半期累計期間と比較して、やや回復傾向で推移しました。
営業利益は、更なる原価低減の推進や経費削減の取り組みは一定の成果を挙げているものの、外部環境の悪化に伴う売上減少の影響や、今後の販売見通しを考慮し上期に生産調整を行ったこと、金価格の高騰等により、減益となりました。
以上の結果、売上高は、前年同期比7.5%減の300億2百万円となりました。営業利益は前年同期比27.6%減の36億3千万円、経常利益は同30.2%減の36億9千万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同28.9%減の27億5千万円となりました。
2020/02/04 16:12