当第1四半期連結累計期間におきましては、コロナ禍により著しく悪化した環境に対応するため不急な支出を抑制する一方、成長を見据えた投資を継続しております。ドイツ子会社のEIZO Technologies GmbHでは2018年9月に取得した開発・工場棟の改修・移転が完了し、本年7月より稼働を開始しました。航空管制(Air Traffic Control:ATC)用途を始めとしたV&S(Vertical & Specific)市場向け製品の生産性向上・生産能力増強により、将来における需要増への対応が可能となりました。
当第1四半期連結累計期間における業績につきましては、全体の売上高は14,098百万円(前年同期比5.9%減)と前年同期を下回りました。これはCOVID-19の影響により、ヘルスケア市場向けにおいて医療施設への立入制限が行われたことや設備導入計画の後ろ倒しがあったこと、及びアミューズメント市場向けにおいて緊急事態宣言を受け全国の店舗が休業したことや旧規則機の撤去期限延長により新機種の販売時期が後ろ倒しになったこと等によります。
利益面については、上述のとおり減収となったものの付加価値の高いV&S市場向けの販売が増加したため、売上総利益は4,613百万円(前年同期比0.1%減)と前年同期並みとなり、売上総利益率は32.7%と前年同期比で1.9ポイント上昇しました。また、販売費及び一般管理費は、不急な支出の抑制に努めたことに加え、移動制限や展示会等のイベント中止に伴う営業活動の制約により4,441百万円(同5.7%減)と前年同期に比べ減少しました。その結果、営業利益は171百万円(前年同期は89百万円の営業損失)、経常利益は受取配当金が増加したことに加え、前年同期ユーロ安により発生した為替差損の影響が当期は無かったことにより585百万円(前年同期比684.3%増)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は390百万円(同715.2%増)となりました。
2020/08/07 13:11