このような経済環境のなか、バイオセキュリティ事業におきましては、セキュリティ関連製品や情報通信機器を紹介する大規模展示会への出展、SI企業主催の各種セミナーへの参加や協賛等による販売促進活動を積極的に展開いたしました。また、マイクロソフト社製「Surface3」対応の指紋認証ユニット「UBF-Hello」を発売いたしました。新規事業におきましては、昨年加入した非営利団体FIDO Allianceが策定した規格に関し、7月発売されたWindows10にFIDOが実装され、国内大手通信キャリアに採用され運用されているという状況から、FIDO関連製品についての引き合いが増えており、活発に営業活動を行いました。さらにはクレジットカード会社やネット決済事業者などと、指紋認証技術を利用してネットワーク上での本人確認サービスを行う認証局ビジネスの取り組みも進めてまいりました。
こうした活動の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は397百万円(前年同期比17.3%減)となりました。損益面においては、新事業の本格稼働に伴う市場での認知度向上や啓蒙活動に積極的な投資の結果、主に広告宣伝費、人件費、旅費交通費、地代家賃などが増加いたしました。また、FIDO関連事業の新製品開発などの先行投資により外注費、開発費、支払報酬も増加いたしました。特に新製品開発に伴う支払報酬および外注費が想定以上に増加したため、新事業における増加費用と比較し、新製品開発の増加分の比率が大幅に大きくなっております。
営業外損益においては、契約に基づく業績連動支払分としてシナプティクス社から交付された売上連動収益82百万円を営業外収益として、また、為替相場の変動により主に海外子会社貸付金について為替差損30百万円を計上しました。
2015/11/13 16:04