(1)経営成績の分析
| 当第3四半期連結累計期間における世界経済におきましては、米国経済は底堅い個人消費を背景に堅調な景気拡大が続いておりましたが、直近では米中貿易摩擦の激化に伴う景気減速懸念が高まっております。また欧州経済についても、雇用・所得環境の改善を受け、個人消費・設備投資ともに堅調に推移しておりましたが、英国のEU離脱問題等の政治リスクが懸念される状況にあります。また、米国との貿易摩擦本格化を受け、中国経済では製造業を中心に景気減速懸念が広がりつつあり、先行き不透明感が高まってきております。 |
| 当社グループが属する電子工業界におきましては、自動車部品の電子化に伴い車載向け市場での部品需要は拡大しているものの、産業機器分野での生産調整やスマートフォンの減産の影響を受け、産業機器・通信向け市場では受注が低迷しており、総じて厳しい事業環境にありました。 |
| このような状況を受け、当社グループは、新製品受注に向けた新ライン建設のため東北工場に先行投資を行うとともに、一層の生産性向上・合理化を図るため、鈴川工場のめっき生産機能を東北工場に統合し、プレス・めっき一貫生産体制の強化のため秦野工場のプレス量産機能を東北工場に集約する生産拠点の再編を決定いたしました。この結果、第3四半期連結累計期間の売上高は5,471百万円(前年同期比12.8%減)、営業損失は243百万円(前年同期は営業利益161百万円)、経常損失は285百万円(前年同期は経常利益137百万円)、また、親会社株主に帰属する四半期純損失は第2四半期で減損損失を計上したこと等から、490百万円(前年同期は四半期純利益66百万円)となりました。 |
| なお、セグメント毎の経営成績は次のとおりであります。 |
① 日本
当第3四半期連結累計期間は、受注獲得に向け積極的な営業活動を行ったものの、産業機器・通信向け市場を中心に事業環境は厳しさを増しており、
売上高は前年同期比減少いたしました。このような状況を打開すべく、当第3四半期において新製品受注に向けた新ライン建設等の先行投資を行い、収益改善に取り組んでまいりました。