有価証券報告書-第173期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)
有報資料
当社を取り巻く国内外の市場環境は、前述のとおり、国内においては、消費税率引上げの影響により市場の反落が見込まれることに加え、登録車メーカーの軽市場本格参入や日EU経済連携協定(EPA)交渉による市場開放の動き等により、一層の競争激化が予想される。またインドネシア、マレーシアにおいてはグローバルメーカーの参入に加え、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)の市場自由化に向けた動きが加速する等、ますます厳しさが増してくるものと予想される。そのような環境の中で、当社グループは軽自動車のみならず、世界の小型車のリーディングカンパニーとして、国内、インドネシア、マレーシアそして新たな新興国市場のお客様に最も近い会社となるために邁進していく。そのために「商品・技術開発のスピードアップ」を行い、「お客様に一層近づくことができるよう努力」を続けていき、国際競争力をつけるため、国内、海外における様々な改革にスピードを上げ、重点施策にリソーセスをシフトして取り組んでいく。国内においては、革新技術の開発に注力するとともに、省資源、省エネルギーな小さな車で、低燃費、低価格かつ個性ある魅力的な新型車を投入し、販売、サービスについても抜本的な改革を推進していく。海外においては、インドネシアでは、これまでの新車ビジネスに加え、アフターサービスまで含めた新しいビジネス構造の構築を行うとともに、これまで進めてきた現地調達の強化をさらに拡大していく。またマレーシアにおいては国際競争力強化のため、新たな環境下で車両生産の新会社を設立し、平成26年年央の操業開始により構造改革を推進していく。また、インドネシア、マレーシアに続く、新たな収益源として新市場の開拓を早期に進めていく。当社グループはグローバルメーカーとの競争熾烈化の中、目指すべき「お客様に最も近い会社」として、ダイハツらしい技術、商品とサービスを提供していけるよう、今後も引き続き改革・事業強化の努力を継続していく。