このような経営環境の中で、当社グループではグローバルな自動車内装部品メーカーとしての地位を確立すべく、品質の確保、生産性向上と原価低減活動の推進、製品開発力・技術力の強化を図り、海外を含む事業展開を積極的に進めております。
この結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は、アジアセグメントにおいては新規立上げ車種の好調な販売状況によって大幅増収となったものの、日本及び北米セグメントにおける当社受注車種の減産の影響により、1,663億99百万円と前年同四半期に比べ15億82百万円の増収(+1.0%)にとどまりました。営業利益については、新車立上げ準備費用の増加や、減産地域の収益悪化の影響により、114億46百万円と前年同四半期に比べ8億52百万円の減益(△6.9%)となりました。一方で為替の影響もあり、経常利益は119億65百万円と前年同四半期に比べ3億64百万円の増益(+3.1%)となりましたが、税金費用の増加等の影響により親会社株主に帰属する四半期純利益は62億18百万円と前年同四半期比5億80百万円の減益(△8.5%)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
2018/02/07 10:15