「成長する強い会社」の実現に向けた取り組みとして、二輪車・汎用製品においては、排出ガスに含まれる有害物質を大幅に削減し、世界的にも厳しい排出ガス規制に対応した小型二輪車用新型電子燃料噴射システム(FIシステム)の量産を、インドをはじめ、ベトナムやインドネシアで開始いたしました。なかでも、世界で最も大気汚染が深刻なインドにおいては、この新型FIシステムを年間約1,000万台規模の供給が可能な世界最大の生産体制を構築したことにより、インドで発売されたホンダ「Activa125」や、Hero「Pleasure +」、TVS「Star City Plus」など、多くの二輪車に搭載されました。さらに、ベトナムやインドネシアにおいても同様の新型FIシステムを搭載した二輪車が発売を開始されたほか、中国で発売された江門市大長江集団有限公司の豪爵「EH150 HJ150-25」に、これまで多くのお客様に評価をいただいている当社のFIシステムが継続して搭載されました。くわえて、日本で発売された船外機のホンダ「BF250」に新開発のリモートコントロール用電子制御ユニットをはじめとしたFIシステムが搭載されました。
四輪車製品においては、電気自動車やハイブリッド車などの電動車の需要拡大に向け、さらなる小型・軽量化と搭載性の向上を実現した新型パワーコントロールユニットを開発し、日本で量産を開始いたしました。この新型パワーコントロールユニットをはじめ、車両内のさまざまな電子制御ユニットとの接続を可能にした新開発のゲートウェイユニットや新型バッテリーマネジメントシステムなど、数多くの製品が日本で発売されたホンダ「フィット」に搭載されました。さらに、電動車用パワーコントロールユニットのグローバルでの供給体制拡充に向け、中国での新工場建設用の土地の取得につづき、日本においても宮城県村田町に新工場設置用の土地と建屋を取得いたしました。また、小型・軽量化と快適性の両立によりお客様から高い評価をいただいている軽自動車用新型空調ユニットが日本で発売されたホンダ「N-WGN」にも搭載されました。
新たなお客様拡大に向けた取り組みとして、グローバルに展開した営業と開発が一体となり、お客様の課題にあわせた提案やサポート活動を強化したことにより、タイでトヨタ自動車株式会社向けガソリンエンジン用製品を初めて受注いたしました。さらに、株式会社豊田自動織機が北米で発売したフォークリフト「GENEO」に当社のガス燃料車用インジェクターが搭載されたほか、欧州で発売されたVolkswagen「GOLF」に自動車用熱交換器のコンデンサーが搭載されました。
2020/07/20 15:00