当社グループの関連する自動車業界は、車載用途半導体等の供給制約緩和に伴い、世界的に生産回復が進む一方で、中国と北米を中心に急速な電動化が進んでおります。特に中国においては、国内新興EVメーカーの台頭による新エネルギー車(NEV)シフトの進展が目覚ましく、日系を含めた海外完成車メーカーを中心に販売苦戦を強いられている状況が続いております。
そのような中での当第2四半期連結累計期間の経営成績は、主力得意先向けの自動車フレームの生産台数が前年同四半期と比べ増加し、為替相場も前年同四半期に比べ円安水準にありましたが、金型・設備売上の減少などから売上収益が1,075億49百万円(前年同四半期比2.3%減)となりました。利益面では、売上収益の減少に伴い売上総利益が81億26百万円(同1.6%減)となりましたが、販売費及び一般管理費の圧縮やその他の損益の改善もあり営業利益は5億63百万円(前年同四半期は営業利益41百万円)、金融損益の悪化により税引前四半期利益は1億30百万円(前年同四半期比27.5%減)となりました。なお、親会社の所有者に帰属する四半期利益は2億1百万円(同236.2%増)となりました。
② セグメント情報に記載された区分ごとの状況
2023/12/20 16:08