このような状況のもと、当社グループは、2020年Vision「卓越した技術と特長ある製品で真のワールドワイドプレイヤーになる」を設定し、2014年4月から2017年3月までの第12次中期を「育成の期」と位置付け、事業を推進してまいりました。研究開発におきましては、シミュレーション技術を活用した開発期間の短縮や高付加価値、かつコスト競争力のある技術・製品の開発に取り組んでまいりました。その結果、主力製品の樹脂製燃料タンクでは、樹脂製フィラーパイプや波消し板等、構成部品の自給化や現調化が拡大し、また、機能部品内蔵技術を用いた燃料タンクの量産を開始いたしました。またサンルーフでは、大開口のパノラマサンルーフの受注が拡大し、ラインナップ拡充の仕込みができました。生産におきましては、品質維持向上活動や生産効率向上活動を継続推進し、お客様に良いものをタイムリーに供給できる体制を更に強化してまいりました。樹脂製燃料タンクおよびサンルーフでは、多仕様化・高機能化を支える独自設備の開発を進め、自動車組立では、少量生産体質の構築に向けた取り組みを進めてまいりました。管理におきましては、業務プロセス改善活動をグローバルで展開し、設計から量産に至る開発・生産・管理の全部門で製品仕様、製造プロセス、生産管理等、あらゆる領域のロスを削減し、着実に改善効果を上げてまいりました。人材におきましては、中長期計画に基づいた能力向上プログラムを実践して一人ひとりのスキルを向上させ、その能力を最大限発揮できる適切な要員配置を進めてまいりました。
当連結会計年度の売上収益は、自動車部品における受注の増加はあったものの、熊本地震の影響による主要顧客の生産が休止したことなどに伴う自動車組立での受注の減少や為替換算上の影響などにより、1,473億6千万円と前年度に比べ24億5千7百万円、1.6%の減収となりました。利益につきましては、自動車部品における受注の増加や原価改善効果はあったものの、熊本地震の影響による受注の減少や為替換算上の影響などにより、営業利益は、100億1千1百万円と前年度に比べ17億5千5百万円、14.9%の減益となりました。税引前利益は、101億6千万円と前年度に比べ11億7千3百万円、10.3%の減益、当期利益は、68億8千4百万円と前年度に比べ7千2百万円、1.0%の減益となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
2017/06/23 15:18