このようななか、当社グループも第3四半期においては、新型コロナウイルス感染症に関わる緊急事態宣言による経済活動停滞の影響を受けて低迷しました。当社グループが主とする自動車のアフターマーケット事業の売上高は、国内においては、第2四半期までは消費税引き上げに伴う駆け込み需要が発生したこと、およびその反動減が予想より小さかったことから前年同期比で増加となっておりましたが、4月、5月の売上高は前年の2割減となっており、累計でも前年同期比で減少となりました。海外においては、北米、欧州ともに、第3四半期に入ってより売上高は前年の3割近く落ち込んでおりますが、アジアでは新型コロナウィルス感染拡大による低迷から持ち直しており、特に中国ではスーパーチャージャー、オイル系商材等の売上高が伸長したことで、海外全体では前年同期比で増加となりました。アフターマーケット以外の分野では、製造受託、開発受託ともに、委託メーカーの減産の影響を受けて売上高は大幅に減少し、IoTの売上高も前年同期比で減少となりました。以上の結果、当第3四半期連結累計期間における連結売上高は5,284百万円(前年同期比4.7%減)となりました。
損益面では、人件費、減価償却費および試験研究費等の増加により、販売費及び一般管理費が前年同期に比べ80百万円増加したことから、営業利益は14百万円(前年同期比90.2%減)、経常利益は42百万円(前年同期比78.1%減)と前年同期を下回りましたが、「新規産業立地事業費補助金」「次世代自動車技術革新対応促進助成金」等の補助金収入93百万円等の計上により、親会社株主に帰属する四半期純利益は92百万円(前年同期比6.9%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
2020/07/15 9:38