- #1 会計基準等の改正等に伴う会計方針の変更、連結財務諸表(連結)
(IFRS第16号「リース」の適用)
在外連結子会社において、当連結会計年度よりIFRS第16号「リース」を適用しております。本会計基準の適用にあたっては、経過措置として認められている、本基準の適用による累積的影響を適用開始日に認識する方法を採用しております。これにより、原則として借手としてのすべてのリースを連結貸借対照表の有形固定資産「使用権資産」及び流動負債「リース債務」に計上しております。
この結果、当連結会計年度における連結貸借対照表において、有形固定資産「使用権資産」が34,742千円、流動負債「リース債務」が38,676千円増加しています。
2020/06/30 9:40- #2 借入金等明細表、連結財務諸表(連結)
【借入金等明細表】
区分 | 当期首残高(千円) | 当期末残高(千円) | 平均利率(%) | 返済期限 |
1年以内に返済予定の長期借入金 | - | - | - | - |
1年以内に返済予定のリース債務 | 38,812 | 48,200 | 5.0 | - |
長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く) | - | - | - | - |
リース債務(1年以内に返済予定のものを除く) | 38,759 | 131,597 | 1.0 | 2021年4月~2035年2月 |
その他有利子負債 | - | - | - | - |
(注)1.
リース債務の平均利率については、期末
リース債務残高に対する加重平均利率を記載しております。
2.当連結会計年度の期首より、在外連結子会社においてIFRS第16号「リース」を適用しており、1年以内に返済予定の
リース債務及び
リース債務(1年以内に返済予定のものを除く。)における当期首残高ならびに当期末残高には、IFRS第16号「リース」を適用した残高を含めて記載しております。
2020/06/30 9:40- #3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
流動資産減少の主な要因は、関係会社預け金が2,189百万円減少したことなどによるものです。固定資産増加の主な要因は、繰延税金資産が147百万円減少したものの、設備投資により有形固定資産が1,143百万円増加したことなどによるものです。
当連結会計年度末の負債は、設備関係支払手形や仕入債務が減少したものの、繰延税金負債やリース債務が増加したことなどにより前連結会計年度末に比べ89百万円増加し、6,256百万円となりました。
当連結会計年度末の純資産は、自己株式の取得や親会社株主に帰属する当期純損失の計上などにより前連結会計年度末に比べ1,496百万円減少し、13,261百万円となりました。
2020/06/30 9:40- #4 表示方法の変更、財務諸表(連結)
(貸借対照表)
前事業年度において、「流動負債」の「その他」に含めていた「リース債務」は、金額的重要性が増したため、当事業年度より独立掲記することとしました。この表示方法の変更を反映させるため、前事業年度の財務諸表の組替えを行っております。
この結果、前事業年度の貸借対照表において、「流動負債」の「その他」に表示していた21,786千円は、「リース債務」2,630千円、「その他」19,155千円として組み替えております。
2020/06/30 9:40- #5 金融商品関係、連結財務諸表(連結)
(2)金融商品の内容及びリスク
外貨建預金及び外貨建債権債務は為替リスクに晒されておりますが、一部は為替予約を利用してヘッジしております。営業債権である受取手形及び売掛金は顧客の信用リスクがあります。関係会社預け金は全額がその他の関係会社である株式会社デンソーに対するものであります。投資有価証券は、投資信託受益証券及び業務上の関係を有する企業の株式であり、投資信託受益証券及び株式については市場価格の変動リスクがあります。営業債務である支払手形及び買掛金、未払金は、そのほとんどが4ヶ月以内の支払い期日であります。ファイナンス・リース取引に係るリース債務は、主に設備投資に係る資金調達を目的としたものであり、償還日は最長で決算日後15年であります。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
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