医療業界では、感染者数に合わせて医療機関への負担が増減しているものの、関係者の経験と努力により手術件数はコロナ患者増加による影響が少なくなってまいりました。一方で、急激な円安や資源価格の上昇、電気代、輸送・運搬コストの上昇などにより多くの物資の価格が上昇したことに加え、医療現場におきましては、人手不足が常態化しております。また、政府が主導する地域医療構想の一環である病床機能再編への取り組みに関しては、本年度の診療報酬改定において急性期充実体制加算が導入されるなど、病院経営にとっては変動が大きく、かつ対応が急がれる厳しい状況が継続しております。
こうした状況の中、当社グループにおきましては、当第2四半期連結累計期間において、医療安全とお客様の業務効率化に資する製品の提案を積極的に展開したことなどにより売上高が伸長し、特に最重要戦略製品である「プレミアムキット」の売上が拡大いたしました。この「プレミアムキット」は術前、術中、術後において発生するお客様の手間を削減するとともに、手術における医療安全が確保できる高付加価値製品であり、発売以降お客様に高いご評価をいただき堅調に売上を伸ばしている当社の主力製品です。また、コロナ患者の増加に伴い、感染防止関連製品(高機能マスク等)の特需がありました。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は19,201百万円(前期比7.1%増)となりました。キット製品の売上高は11,773百万円(同7.8%増)、内「プレミアムキット」の売上高は7,243百万円(同14.7%増)となりました。売上原価は、円安による原価上昇が大きく影響を及ぼし、原価率が上昇いたしました。販売費及び一般管理費は、費用の抑制に努めたことから前期に比べ減少いたしました。上記理由により、営業利益は3,185百万円(同6.6%増)となりました。経常利益は、前年同期と比べ営業外費用において為替差損が増加したこと等から3,162百万円(同3.1%増)となりました。以上の結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,232百万円(同0.1%減)となりました。
2022/11/07 14:26