このような環境下、当社グループにおきましては、当第3四半期連結累計期間においても医療安全とお客様の業務効率化に資する製品の提案を積極的に展開したことなどにより売上高が伸長いたしました。顧客価値の追求を念頭に営業力の充実を図る施策を講じながら、特に最重要戦略製品である「プレミアムキット」の製品価値の訴求に注力いたしました。この「プレミアムキット」は、術前、術中、術後において発生するお客様の手間を削減するとともに、手術における医療安全が確保できる付加価値の高い製品です。発売以降お客様に高いご評価をいただき堅調に売上を伸ばしている当社の主力製品であり、当四半期においても売上が拡大いたしました。また、新型コロナウイルス感染者が増加した期間には、医療関係者向けの高機能マスクなどの需要が急増したことに加え、他社製品の供給不安から当社への引き合いが増えたことなどにより、これらの製品の売上が大きく伸長いたしました。一方、不織布製品につきましては当第3四半期から医療用ガウンなど感染防護製品の一部の販売価格について値上げを実施したことなどから販売数量が減少いたしました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は29,535百万円(前期比6.2%増)となりました。キット製品の売上高は18,156百万円(同6.3%増)、内「プレミアムキット」の売上高は11,180百万円(同12.0%増)となりました。売上原価は、円安の影響を受けて原価が上昇している製品を中心に値上げを行い改善が見られましたが、円安と電力代の上昇の影響が強く、全体としては原価率が上昇いたしました。販売費及び一般管理費は、費用の抑制に努めたことから前期に比べ減少いたしました。この結果、営業利益は5,064百万円(同5.5%増)となりました。経常利益は、前期に新キット工場の牛久市助成金収入があったことなどから増加率は減少し5,226百万円(同3.0%増)となりました。以上の結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は3,710百万円(同0.5%増)となりました。
当社グループの事業は、医療用消耗品等の製造・販売並びにこれらの付随業務の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
2023/02/08 13:38