このような状況下、当社グループは、平成30年3月期の利益計画「ASEANプロジェクト」の4年目を迎え、「生産能力の増強」「サプライチェーンの構築」「更なる付加価値製品の提供」をテーマに、計画の達成に向けて引き続き取り組んでおります。製造子会社であるNISSEY VIETNAM CO.,LTD.においては、表面処理専用の新工場が4月に完成し6月から本格稼働を開始しました。半自動化・オートメーション化も引き続き推進しております。また、新規国内時計製造会社との間で長期安定製品供給に関する契約を締結しました。今後は、高品質の製品を安定的に供給することで受注の拡大に努めてまいります。これらの取り組みと並行して、その他事業であるウエアラブル関連や健康器具等の新規顧客との取引開始など受注促進にも注力してまいりました。一方、円高の影響に加え、国内眼鏡市場の一層の冷え込みが売上高の伸びを圧迫しました。その結果、当第1四半期の連結売上高は2,211,186千円(前年同四半期は2,095,811千円)となりました。
損益につきましては、売上総利益は、NISSEY VIETNAM CO.,LTD.において、円高の影響による製造コストの低減はありましたが、円換算時の利益額としては減少し、半自動化・オートメーション化は推進しているものの一時的な人手不足による生産遅延と残業時間の増加による人件費の増加、そして仕掛品の減少など、複数のマイナス要因が重なり341,985千円(前年同四半期は486,560千円)となりました。営業損失は、売上総利益の減少により130,584千円(前年同四半期は営業利益23,799千円)となりました。経常損失は、四半期末にかけての急激な円高による外貨預金及び外貨建て債権、在外子会社の円建て債務等の為替評価損の計上などにより267,757千円(前年同四半期は経常利益19,769千円)となりました。親会社株主に帰属する四半期純損失は、製品安定供給準備金を特別利益に計上しましたが、個別の黒字決算による法人税等の計上などもあり90,417千円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純利益9,595千円)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
2016/08/10 9:09