このような経営環境の中、当社グループでは、従業員及びお取引先様の安全確保と事業継続の両立を念頭におきながら、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向けて勤務体制や行動様式を工夫しつつ、「最高の品質こそ 最大のサービス」という社是のもと、お客様が潜在的に抱えるニーズを具現化し、お客様の「書く・描く」行為に喜びや驚きといった彩りを添えることができるような商品開発に継続して取り組んでまいりました。“私らしい色づかいで、毎日を彩る”をコンセプトとした「EMOTT(エモット)」シリーズから、トレンドカラーを含めた馴染みやすい5つの色の組み合わせを提案する「EMOTT(エモット)新5色セット」を発売いたしました。さらに、同シリーズより、0.9mmのカラー芯を採用したことで、描線の鮮やかな発色を実現し、さらに筆圧をコントロールすることで描画の表情に深みをもたらすことができるカラー芯シャープ「EMOTT(エモット)pencil」とカラー替芯「EMOTT(エモット)pencil替芯」を発売いたしました。また、黒は一層濃く、カラーはより鮮やかに発色するゲルインクボールペン「uni-ball one(ユニボールワン)」より、低重心で安定した筆記感を実現する「スタビライザー機構」を搭載し、シンプルで日常生活に溶け込む軸色を採用した「uni-ball one(ユニボールワン)F」を発売いたしました。加えて、新しい生活様式における“おうち時間”をより充実させることができるような新たな価値提供の場として、オンデマンド型のオンラインレッスン動画配信サービス「Lakit(ラキット)」を運用開始いたしました。このように、市場環境の変化に応じて、お客様の「書く・描く」という体験をより充実したものにするための新製品やサービスの提供に努めてまいりました。
これらの活動の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は44,584百万円(前年同期比12.8%増)となりました。また営業利益は5,470百万円(前年同期比46.8%増)、経常利益は6,049百万円(前年同期比48.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4,213百万円(前年同期比59.6%増)となりました。
セグメント別の業績を概観いたしますと、筆記具及び筆記具周辺商品事業におきましては、海外市場での売上の回復基調が底堅く、業績を牽引いたしました。それにより、外部顧客への売上高は42,867百万円(前年同期比13.4%増)となりました。粘着テープ事業、手工芸品事業といったその他の事業におきましては、事業を取り巻く市場環境は依然として厳しく、外部顧客への売上高は1,716百万円(前年同期比1.8%減)となりました。
2021/11/05 13:07