フィルム事業においては、タッチパネルインターフェイス関連製品とディスプレイを中心とした車載関連製品及び5G携帯端末に使用される電子部品向けの高付加価値製品の販売に努めましたが、新型コロナウイルス感染症の影響や半導体不足による世界的な自動車業界の生産低迷、大手スマートフォンメーカーの減産などの影響を受け、売上が前年比で減少しました。連結子会社のKIMOTO AG(スイス)では、車載ディスプレイ向け高付加価値製品の需要が増加し、KIMOTO TECH, INC.(米国)では、電子部品市場及び医療市場向けのプロジェクトが進行中で新規採用も進み、今後事業の更なる拡大を図ってまいります。デジタルツイン事業においては、土木・建築業界において、国土交通省の施策であるBIM/CIM原則適用に向けた3D案件の売上が増加しました。また国土強靭化事業におけるデータ整備は、天候不良によるデータ入手の遅れにより売上が減少しました。しかしながら、新規受注の増加にともない、連結子会社の瀋陽木本実業有限公司(中国)の稼働率が向上しております。引き続きワークフロー改革による品質と生産性向上を推進し、さらなる受注増加に備えてまいります。利益面は、高付加価値製品の販売強化、低収益品の統合及び生産業務効率化による製造原価低減に努めたことに加えて、連結子会社各社の業績改善が寄与し、増益となりました。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は5,826百万円(前年同四半期比3.4%減)、営業利益は411百万円(同19.2%増)、経常利益は546百万円(同44.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は405百万円(同57.2%増)となりました。
※デジタルツイン:現実世界の物体や環境から収集したデータを用いて、仮想空間上に全く同じ環境をリアルタイムで再現し、現実世界と連動することです。仮想空間上で現実世界に近いシミュレーションが可能になることから、次世代のものづくりや、私たちの暮らしを始め、様々な分野で活かされ始めています。
2022/10/28 10:20