このような環境の下、当社グループにおきましては、当連結会計年度より新中期経営計画「Go forward STAGE 2」を始動させ、将来の飛躍に向けた成長軌道を切り開くことを目標とし、国内市場においては収益基盤の徹底強化を図るとともに、新たなビジネスチェーンの構築を目指し、海外市場においては中国・ASEAN地域における、更なる市場の開拓を図っております。これらの基本方針を掲げ、事業活動に注力してまいりましたが、当連結会計年度は主力商品のか性ソーダをはじめとする市況変動の影響を受けました。
この結果、当連結会計年度の業績は、売上高99,749百万円と前連結会計年度に比べ4,570百万円(4.4%)の減収、販売費及び一般管理費は、給料及び手当が37百万円増加したこと等から5,629百万円と前連結会計年度に比べ28百万円(0.5%)増加し、営業利益は1,030百万円と前連結会計年度に比べ345百万円(25.1%)の減益となりました。営業外損益につきましては、営業外収益は、貸倒引当金戻入額が13百万円減少したこと等から344百万円と前連結会計年度に比べ19百万円(5.3%)の減少、営業外費用は77百万円と前連結会計年度に比べ20百万円(35.5%)の増加となり、経常利益は1,298百万円と前連結会計年度に比べ385百万円(22.9%)の減益となりました。特別損益につきましては、特別利益は、投資有価証券売却益が67百万円、特別損失は、会員権評価損が15百万円、損害補償損失引当金繰入額が42百万円となり、親会社株主に帰属する当期純利益は840百万円と前連結会計年度に比べ277百万円(24.8%)の減益となりました。
当社グループは、長期ビジョン「Go foward」(2025年度) を制定し、その実現に向けて、3つのステージ(中期経営計画期間)を設けております。当期は、第2ステージである「Go foward STAGE2」の初年度にあたり、各戦略・施策に取り組んでまいりました。このSTAGE2は、将来の飛躍に向けて商社としての存在意義をより強化し、成長軌道を切り開くことを主眼としております。一方、新型コロナウイルス感染症の拡大による業績への影響といたしましては、当期には大きな影響を受けなかったものの、4月以降、一部得意先の稼働減少や輸入品の供給逼迫など、徐々にその影響を受けつつあります。短期的に業績に対する大きな影響が発生しているということではないものの、今後長引くほどに、工場の操業停止や消費停滞による需要減少が徐々に波及してくると予想されます。加えて世界的に大幅な景気後退局面となれば、リーマンショックや東日本大震災時のように業績に甚大な影響を与える可能性もあるため、常に景気動向を注視してまいります。
2020/06/24 9:04