このような環境のもと、4ヵ年の中期経営計画「Go forward STAGE3」の初年度として、当社グループの基盤事業である化学品・機能材のトレーディングによる収益拡大が業績向上に貢献いたしました。加えて将来の成長に向けた変革期として、薬品貯蔵設備やパッケージ加工設備等への事業投資を推進し、ビジネスモデルの発展を念頭に事業活動に努めてまいりました。
この結果、当連結会計年度の業績は、売上高は64,134百万円と前連結会計年度に比べ1,389百万円(2.2%)増加しました。販売費及び一般管理費は、運賃及び諸掛が119百万円減少し、給与手当が27百万円増加したこと等から6,617百万円と前連結会計年度に比べ36百万円(0.5%)増加し、営業利益は2,213百万円と前連結会計年度に比べ471百万円(27.1%)の増益となりました。営業外損益につきましては、営業外収益は453百万円と前連結会計年度に比べ16百万円(3.8%)の増加、営業外費用は51百万円と前連結会計年度に比べ5百万円(11.1%)の増加となり、経常利益は2,615百万円と前連結会計年度に比べ483百万円(22.7%)の増益となりました。特別損益につきましては、特別利益は、投資有価証券売却益が161百万円、特別損失は、固定資産除売却損が84百万円となり、親会社株主に帰属する当期純利益は1,850百万円と前連結会計年度に比べ343百万円(22.8%)の増益となりました。
当社グループは今後、社会課題の解決に資する次世代ビジネスの創出に取り組むことで、事業戦略とサステナビリティの融合を強力に推し進めてまいります。これにより当社グループは、“社会と化学のコーディネーター”として、取引先・地域社会とともに社会課題を解決する役割を担っていきたいと考えております。そして、その結果として、「豊かで持続可能な社会」の実現を目指してまいります。具体的には、第一に、各事業の特性に合わせて、“市場と対話する力”を徹底的に磨き、“マーケットイン”発想の視点から事業を推し進めていきたいと考えております。そして第二に、「社会課題解決企業への進化」を目指し、この新たな挑戦を補強する「人材戦略」と「財務戦略」を推進してまいります。特に、本中計遂行に不可欠な基盤となる「人材戦略」については、人的資本経営の視点から、当社グループの“求める人材像”(=バリュー)を再検証し、その最大化に向けた制度設計や人的投資、事業戦略との連動性確保などを推し進め、戦略的な人材ポートフォリオの実現を図ってまいります。
2024/06/26 10:09