有価証券報告書-第86期(2024/04/01-2025/03/31)
| 戦略 | 当社の人材育成に関しては、経営戦略・成長戦略に基づく適正な人材配置を行うとともに、健康経営の推進や全社員を対象とした研修の実施等を積極的に行うことにより、継続的な人材育成と エンゲージメント向上を図り、持続的な企業成長に繋げていくことを基本方針としております。「人材」を最優先すべき資本の一つとして位置付け、社員一人ひとりが活き活きと働くことで最大限に能力を発揮できるよう、安心して働くことのできる職場環境の実現を目指しております。 また、多様性の確保に向けた方針として、多様な事業展開と多彩な機能の充実のため、個々人の多様性と創造性を積極的に活用できるように努めております。管理職の登用においても、候補者の性別・年齢・国籍等によって優遇することなく、求められる能力・知識・経験に基づいて登用を行ってまいります。 さらに、中長期的な企業価値の向上のためには、多様な人材が能力を発揮できる環境と、より生産性高く効率の良い働き方を実現するための環境整備が必要となります。多様な人材の育成と中核人材への登用を実現するため、全社員を対象とした研修を定期的に実施し、機会の平等を確保しております。また、多様性の確保に向けて、ライフステージの変化等が人材登用のキャリア形成に対する阻害要因となることがないよう、男女問わず育児休業の取得促進や定年後再雇用制度等、多様な働き方の実現に取り組んでおります。 具体的には、以下を整備しております。 <女性活躍推進>女性管理職の候補者輩出のため、全社研修を実施しながら人材育成を進めるとともに、女性社員に対するアンケートおよびヒアリングにより、悩みや課題を抽出し、その解決に向けた取組みを遂行しております。また、育児休業の取得促進やライフステージの変化により労働時間や働き方が制限される場合でも、育児短時間勤務や時差出勤などを活用できる職場環境作りに取組み、社員の能力を十分に活かすことで、働き方の多様性を実現できるよう努めてまいります。さらに社内風土の改善に向けた知識研修を計画しており、取組み強化に向けた体制構築を進めております。 <健康経営>当社では、社員が心身ともに健康で安心して業務を遂行し、最大のパフォーマンスを発揮することが、企業の発展につながると考え、健康経営に取り組んでいます。代表取締役社長による「健康経営宣言」とともに、健康保険組合や産業医と連携し従業員の健康づくりを推進しております。社員一人ひとりが「活き活きと働ける」環境を目指し、生活習慣病予防と重症化予防対策、ヘルスリテラシー向上のための研修、喫煙対策などの施策に取り組んでおります。2020年に「健康経営優良法人」に認定されて以降、連続して認定を取得しています。 <従業員持株会>福利厚生の一環として、中央自工従業員持株会を運営しております。当社社員を対象として、奨励金を拠出金に加算して株式の購入に充当する制度です。2021年に当社の中長期的な株主価値に対する当社社員のモチベーション向上を企図したインセンティブ・プランの導入により、加入率が大幅に向上し、対象社員の90%以上(2025年3月時点)が加入しております。2024年4月より持株会の奨励金を拠出額の20%とし、さらに加入意欲を高め、持株会における従業員の経営への参画意識と業績向上に対するモチベーションを高めるとともに、中長期的な企業価値の向上を図っております。 |
| なお、2023年度からの中期経営計画においても、「人的資本投資」を最重点項目として掲げ、従業員エンゲージメントの定期的な調査による職場環境の改善や能力向上を促す「学びなおし」環境の整備に積極的に取り組んでまいります。 本事業年度において、主に下記の取組みを実行いたしました。 <従業員エンゲージメントサーベイ>2024年1月より従業員の性格と心理状態をもとに、従業員エンゲージメントを測定できるサービスを導入いたしました。3ヶ月に1回の定期的な調査をおこない、当社における課題分析と解決に向けた取組みを行ってまいります。蓄積したデータから優先ケア従業員への個別ヒアリングやフォローを行うとともに、認識した「業務負担」に関する課題に対し、DX推進による業務効率化改善に取り組んでおります。エンゲージメントの高い社員は質の高いサービスをお客様に提供することができるものと考え、継続した調査とフォローを行ってまいります。 <社内研修制度>現状の社員育成プログラムを整理することにより、当社の人材戦略の策定に繋げております。これからの会社の未来を創る中核人材を育成するための「中堅係長研修」を行い、同世代間での議論をおこなうとともに、業務課題を発見し、解決できる能力の開発につなげました。今後も幅広い研修制度を整備し、多様な人材の活躍できる環境を創出してまいります。 |