令和2年1月にプラネット東北の増築(令和2年5月稼働)及びプラネット南関東の建替え(令和2年8月稼働)が完了し、令和5年12月末までに「在庫アイテム数50万アイテム」を目標に、42万アイテムまで取扱アイテムの拡充を継続しました。また、令和2年1月よりリニューアルした基幹システムが稼働し、AI見積「即答名人」(見積自動化システム)、「売れ筋商品の自動在庫化」など、見積回答スピードの向上や在庫欠品の低減による受発注業務の効率化を図り、得意先様、仕入先様とのIT連携を強化することで利便性向上に努めました。さらに、新たなサービスとしてユーザー様の工場に常備品の保管場所を設置することでいつでも商品の調達が可能となる「MROストッカー」の運用方法の確立に向け、アプリケーションの導入を進めました。加えて、令和2年6月より、ビジネススタイル改革の一つとして当社独自のスマートフォンアプリ「T-Rate(トレイト)」と、オンライン通話アプリを組み合わせ、いつでもどこでも営業担当者とオンラインでの会議を可能にした、TRUSCO いつでもつながる「フェイスフォン」を開始しました。従来の営業活動で多くを費やしていた移動時間を見直し、「いつでも・どこでも」お客様と映像と音声を用いてコミュニケーションがとれる、新たな営業スタイルを促進しました。以前からのIT技術を活用した企業活動と合わせて、このような活動が評価され、令和2年8月に経済産業省と東京証券取引所が共同で選定する「デジタルトランスフォーメーション銘柄(DX銘柄)」において、応募総数535社の中から35社が「DX銘柄2020」に選出され、その中で当社は「DXグランプリ2020」を受賞しました。また、戦略的に続けている受注頻度の高い商品の在庫拡充や配送網の見直しを行い、即納体制を強化することでお客様の利便性向上に努めました。しかしながら、新型コロナウイルス感染症対策のため、マスクや保護服、消毒液などの引き合いは増加したものの、生産工場の稼働低迷のため、設備投資の際に必要とされる物流保管用品や工場の稼働に必要な空圧・電動工具、手作業工具、切削工具等の需要減に加え、梅雨明けが遅れた影響で夏物商品の販売が低迷したことにより、売上高が前年同四半期を下回りました。
この結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は1,587億53百万円(前年同四半期比3.4%減)、営業利益は81億38百万円(前年同四半期比18.3%減)、経常利益は84億59百万円(前年同四半期比16.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は57億14百万円(前年同四半期比16.9%減)となりました。
②セグメントごとの経営成績
2020/11/10 10:00