有価証券報告書-第76期(令和3年10月1日-令和4年9月30日)

【提出】
2022/12/26 10:25
【資料】
PDFをみる
【項目】
156項目
(収益認識関係)
1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報
当連結会計年度(自 2021年10月1日 至 2022年9月30日)
(単位:百万円)
報告セグメントその他
(注)
合計
常温流通
事業
低温流通
事業
酒類流通
事業
海外事業
物品販売633,607104,419205,62059,5731,003,221-1,003,221
役務提供22,2853,9681,876-28,1304,11332,243
顧客との契約から生じる収益655,893108,387207,49659,5731,031,3524,1131,035,465
その他の収益175---17523198
外部顧客への営業収益656,068108,387207,49659,5731,031,5274,1361,035,664

(注)「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、主に物流事業であります。
2.顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報
当社及び連結子会社では、食品卸売業において、ゼネラル・マーチャンダイズ・ストアやスーパーマーケット等の得意先に対して、インスタント(缶詰・レトルト含む)や飲料、調味料等の商品を販売しております。
当社グループの主たる事業である食品卸売業は、インスタント等の物品販売及び物流受託等の役務提供を行っております。物品販売に伴う収益の履行義務の充足のタイミングは、商品を顧客が指定する物流センターや店舗に納品した時点であると判断しており、当該時点で収益を認識しております。ただし、一部については、当該納品が概ね出荷の当日又は翌日になることから、商品を当社グループの物流センターや仕入先から出荷した時点で収益を認識しております。また、役務提供に伴う収益の履行義務の充足のタイミングは、物流業務等の役務提供の完了時点で収益を認識しております。当該収益は、顧客との契約から受け取る対価から値引きやリベート及び運搬費等の一部を控除した金額で認識しております。
また、顧客との契約から受け取る対価は、履行義務の充足後、概ね2ヶ月以内に受領しており、重大な金融要素を含んでおりません。
なお、商品の販売のうち、約束の履行に対する主たる責任、在庫リスク、取引価格の裁量権の有無等を考慮し、他の当事者により商品が提供されるように手配することが当社グループの役割であると判断した取引は代理人取引に該当するものとして、得意先から受け取る対価の額から仕入先に支払う額を控除した純額で収益を認識しております。